オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(通称:日プ2)からデビューしたINIの佐野雄大さん。
日プ2初視聴時、クラス分けすべてをスキップし、グループバトルの「&LOVE」をスキップし、ポジションバトルの「OH-EH-OH」をスキップした私は、当然のようにデビューメンバーの佐野雄大さんのことが何も分からなかった。そんな日プ2不真面目履修者としてINIコンテンツを履修する過程で好きになったのが、佐野雄大さんである。
INIに出会ってまだ三ヶ月程度だが、これからINIを応援する過程でもっと雄大さんのことを好きになっていくと思うので、現時点の気持ちを整理しておく。
(以下、雄大くんと呼びます)
雄大くんの不思議
雄大くんって、不思議な存在だなあと思う。不思議キャラというわけではなくて、存在のバランスの良さが不思議だ。その不思議さが、雄大くんのことをもっと知りたいと思わせる。
佐野雄大、2000年生まれ、辰年、メンバーカラーはピンク、INIの癒し担当、絵文字は天使、身長178cm。
「メンバーカラーはピンクで癒し担当で絵文字は天使」という紹介を読めば可愛い系を想像すると思う。実際、雄大くんを見れば見るほど可愛いなと感じ入るのだけれども、決して可愛さ一辺倒ではない。
これは美しさを際立たせた雄大さん。
[#佐野雄大]
— INI (@official__INI) 2024年1月15日
今日もみんなお疲れ様
なんか知らんうちにめっちゃ髪伸びたわ笑笑#INI #SANOYUDAI pic.twitter.com/DS0BGqw8l8
雄大くんの面白いところは、自ら「癒し担当」と名乗っているのに、時折イキリキャラを見せてくるところである。ゲームや球技系など、本人がちょっと得意だと思っている分野ではちゃんと強気で、良い笑顔を見せてくれる。イキリキャラをやっているのに、雄大くんがめちゃめちゃいいやつということが伝わってくるのが、雄大くんの不思議なところだ。あと、雄大くんの嬉しそうな笑顔は可愛い。癒される。やはり癒し担当にちがいない。
勝負に本気な雄大くん
イキリキャラというキャラ付けもあるが、本人が話しているように彼は「負けず嫌い」だ。
日プ後にINIフォルダ等を見て雄大くんのイキリキャラというキャラ付けを知ったとき、最初は少し戸惑った。本人にとって、何か得することがあるのかなと疑問に思ったのだ。けれども、コンテンツを履修するに連れて、雄大くんのこのキャラ付けによって生まれるINIというグループの良さがあると分かった。
メンバーが11人いる中で、得意なことは得意ですとアピールするのはとても大事だ。できないことをできるようにするのも、もちろん大事だ。物事に対して真剣に取り組むのが雄大くんの良さだし、バラエティ的にも雄大くんのようにシンプルに勝負に全力なメンバーがいるのは大事だと感じている。
勝負に本気な雄大くんが見られる『THE MISSION -TOKYO GAME STADIUM-』
Lemino
— INI (@official__INI) 2023年12月8日
THE MISSION-TOKYO GAME STADIUM-
INIが出演させていただきました!
全6回ご覧いただきありがとうございました💫
まだご覧になっていない方も
引き続きお楽しみください👀✨#INI #LeminoでMISSION pic.twitter.com/dmIdv1sRvd
放送開始記念の会見では「道徳を捨てた佐野雄大」というワードが飛び出した。(注:実際、雄大くんはルールを守っているので、道徳は守られている)
♯3 SAMURAI BATTLEにて、誰も試していない戦法を実行した雄大くん。勝ちに行くなら「アリ」なのだ。どのバトルも雄大くんは本気で勝ちに行っており、番組を盛り上げていた。
だが、勝負中にあわあわとするターンが時折訪れる。
#4にて、メンバーとペアを組んで対戦する巨大ドミノの対決があった。相手チームのたじくんが冷静に素早くドミノを引き抜くのに対し、雄大くんはなかなかドミノが引き抜けない。バラエティらしく強気な立ち回りをしていても、一人で焦っているときに周りのメンバーから「落ち着け」と声をかけられる姿を見ると、「実はめっちゃいいやつやろ……?」となる。
決して雄大くんがポンコツというわけではないのだ。雄大くん本人はいたって真面目に取り組んでいるところ、時折あわあわしてしまうだけ。
愛嬌のかたまりこと雄大くん
ここで、雄大くんのバラエティでの強気な立ち回りと、雄大くんの愛らしさが同時に摂取できるINIフォルダを紹介しておきたい。
[INIフォルダ]EP.82 クリスマスプレゼント争奪サバイバル後編(05:30~頃)
三つの布団を四人で取り合うミニゲームで、雄大くんが一位になれなかったときの掛け合い。
佐野「不完全燃焼感が否めなくて ちょっとやりきれなかったっすね……」
田島「4位じゃなかったから喜ぶべきじゃない?」
佐野「いやー 1位しか見てなかったっすけど…………自分より下(4位の西)見たら元気なりました」
西 (雄大くんの笑顔での煽りに対してムッとした表情をカメラに見せてくれる西くん。西くんは相変わらずバラエティがうまい)
佐野「嘘やって♡ なぁ〜♡」
え、嘘やん????
寸前まで不満げな声で煽っていたとは信じられないくらい甘い声とにこにこ笑顔で西くんに絡む雄大くん。こんなのもう、雄大くんのことが好きになってしまうだろう!
あまりに愛される才能の塊でびっくりした。毎回新鮮にびっくりしている気がする。
煽りや強気の発言はともすれば嫌味に受け取られるかもしれない。けれども雄大くんの強気な発言は全く嫌味さがない。
メンバーとの関係性が良いと分かっているからなのか、雄大くん自身が即座に柔らかく笑ってくれるからなのか、私が雄大くんのことを「いいやつ」と思っているからなのか……。強気な姿勢から即座に転換するバランス感覚がものすごく良い。
強気な発言の後の雄大くんのにこっとした笑顔を見ると、雄大くんには勝てないなあと思う。ともかく愛される魅力の塊だなと感じるのだ。
雄大くんとINI
雄大くんの天真爛漫な行動は、人を惹きつける魅力がある。雄大くんの笑顔は「にこにこ」と形容するにふさわしい。強気なキャラも見せているのに、なぜ雄大くんはこんなに柔らかい雰囲気を持っているのかと不思議に思う。きっと、雄大くんが他者に優しくて、他者から愛される人だからなのだろうと思う。
INIのラジオ〈From INI(以下、フロイニ)〉を聞く中で、どんどん好きになったのが雄大くんだ。
INIフォルダ等の動画コンテンツだと、謎のハイトーンMCを披露することもあるのだけれども、ラジオだと雄大くん生来の柔らかい声質が際立つ。ラジオの雄大くんは優しい声をしていて、ラジオなので姿は見えないのだけれど「雄大くんがそこにいる感じ」がする。雄大くんのラジオが好きだなと気づいてからは、雄大くん出演回を優先してアーカイブを聞くようになった。
雄大くんはINIの誰と組んでも、お互い伸びやかな気がする。だからINIのメンバーが雄大くんといる姿を見るのが好きだ。
・なにプリ(尾崎・後藤・佐野)
・天才マンネズ(池﨑・佐野・松田)
雄大くんの周りはいつだって、とてもあたたかい。ひだまりみたいだ。
雄大くんは、人を笑顔にできる存在だ。それは雄大くんが意図しない行動かもしれないし、配慮した行動かもしれないけれど、彼は人を笑顔にする魅力を持っている。
雄大くんが笑顔だと嬉しくなるし元気をもらえる。これが雄大くんのすごいところだと思うし、人に愛される理由なのだと思う。だから私はNIの雄大くんに会えて幸せだ。
LAPOSTA2024
と、まあ、こんなことを書いて、文章を締めようかなと思っていたところに、LAPOSTA2024があった。
チケットは残念ながら落選したので、配信チケットを買って見ていたところ…………
雄大くんのラップ、すごくかっこよかった!
こうして挑戦する姿を見せてくれるのが嬉しいし、驚かされた。ラップのリリック全てをとおして「やりたいことをやってやる!」という気概を感じられて、痺れた。雄大さん本人は「かましてやろうと思います」とよく口にする印象があるのだが、本当に、ぶちかまされましたね……。
このラップを聞いて思い出したのがフロイニで語ってくれた「今年の抱負」だ。
「僕はやりたいことを公表しないことにしました。で、やったときに、やりとげたときに、実はこれを目標にやってましたって言う側になりたいなって思って」
「先に口に出すのやめよって思って、できてから口に出そうと思って」
「それが今年の目標です!」
ー From INI #105 13時台(尾崎・後藤・佐野)
2024年の最初にこれを宣言してくれたことにより、今年一年ずっと、雄大くんの選択と活動が楽しみになる。
雄大くんの良さの一つに親しみやすさがあると思っている。
実際に話したことだってないのに、「友達かな?」ぐらいの親しみやすさで存在してくれている気がする。けれども、ステージに立つINIの佐野雄大という人は、間違いなく舞台の上に立つスターだ。
これからもそのきらめきを見ることができるのが、とても嬉しい。
INIの佐野雄大さんって、かっこいいよ。
最高だよ。
(オーディションは最初から全部見直しました)